確実にきている親の死を考える。
肝臓の機能を示す物質の数値が異様に低いと、病院は今回転院を断念したそう。
肝臓の機能が落ちれば、血液中の毒素的な要素も高まるよね。その予測からすると、身体にも脳にも良く無い。
やばいかもな。と、覚悟した。頑張ってる母には悪いが、その日は近いかもしれない。
もう少しだけ生きてて良いよ。って、一度は母の死を望んだ立場から偉そうに口にしてみる。
うわっ!と叫ぶたくなるような思いが溢れて来て、眠れなくなった。こういうときは眠る必要は無い。
親へは迷惑ばかり。警察沙汰は二十歳を越えてからなので親へは心配かけて無いと思うけど。
それでも、馬鹿な事ばかりして心配かけてきた。
そんな母がいつかは死ぬ。それば事実で誰もが知っている。
知りたい人がどれだけいるのか、でもその日はやってくる。
どうなんだろな。僕が死ぬのかな。