2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧
介護。テレビでもスマホを覗いても、必ず出てくるキーワード。一日何度見るだろう。ただ、仕事として関わる人はともかく、家族が介護を必要とする日がくること、そしてその介護を自分が行う日が来ることを誰が予測出来るのか。 介護の仕事は大変だと思う。更…
いつまで続くのかな。この生活。 ずっと実家のことは無視して生きてきたけど、そういう年齢ではなかったことを知ったのが今年の初め。今は両親ともに気がかりで仕方がない。 そう、親の衰えを知ったから。 自分の親はいつまでも元気で変わらず居るのだと思っ…
事実を認めること、そして理解する。落とし所というか、現状を納得させること。 理解。事実を認めるって難しいけど、逃げまわっていたら何も解決策はみつからないし、自分の気持ちの方向や割り切る部分が見えない。 人間ってつくづく弱いものだと知ったよ。 …
日常では普通を装う。けれど、実際には全く仕事が手に付かない。 自営業だけに、忙しい時期は気持ちも楽なのだけれど、結果的にミスが多くしばらく仕事など集中出来る気がしない。 原因は何か? 初めこの混乱のスタートはボケた母親の自宅介護が決まった瞬間…
浮気は好きか?その問に「YES」であれば、この後の話に共感してもらえるかも。 浮気をどうのこうの攻める気はない。ただその瞬間の快楽、危険を犯す罪悪感、緊張感。様々な刺激が虜にさせるのだろう。たぶん相手の数だけ違う楽しみもあるのだと思う。 では、…
母のことをあまり知らなかった。病院で入院することで多くの過去が見えてきた。なんとも悔しい思いでもある。 母が入院した。てんかん痙攣を複数回起こし、週に3回のデイサービスの施設から病院へ直接運ばれた。母が居ないうちに家事を済ませようとドタバタ…
そこそこ落ち込んでいる。どうも気が散って仕事が進まない。 「父が説明が苦手なのでは」と書いたけれど、実はもっとショッキングというか。「説明するスキルが無いのではないか」という仮定で今はグルグルと考えている。 それ、辛くない? 僕自身は父に対し…
母を見舞う姉から連絡を受けたのだけれども、「この様子では目をさますことは無いのでは?」とのこと。そんなではあるけれども、状況に変化は無いだろうとのことで、今週の仕事のタイミングで見舞う予定だ。 相変わらず状況がわからない。父が伝えてくれない…
母がボケたとき、僕の中で母は死んだ。だから悲しかったし、辛かった。 だから、今更復帰してもらったとしても、僕はどんな態度をとれば良いのか悩んでしまう。変な悩み。 母が僕の中で死んだとするなら、今治療室に居るのは誰なのだ。 記憶も曖昧にボケた母…
母がデイサービス中に痙攣を起こし病院へと運ばれた。その後、回復を見せて一旦デイサービスへ戻るものの、再度痙攣。 微熱もあるとのことで、今は集中治療室。酸素吸入と、点滴を続け、眠っている。 振り回される父。姉が様子を見に行くが、結構疲労もある…
親の敷いたレールを歩いているのに気付くのは何歳くらいからなのだろうか? 自我が芽生え、やりたいことが見えてきた時にようやく自分で道を選ぶ事が出来る。ただし、実際に選べる人間がどれだけいるかは分からない。 生まれて小学校低学年頃までは、何も分…
死者に対しては感謝の言葉で送ることが多いだろう。特に身内ならそうだ。親なら更にそうだろう。 僕らは母の死を迎えた時に、感謝の言葉で送れるのだろうか。 安らぎはその時にやってくる。家族全員揃っての安らぎはもう無い。 もしあなたに家族がいるのであ…
好きだった映画俳優が亡くなった話を聞いた。「なぜだよ」と思ったけれど、泣くことはないし、「亡くなったんだね」とツイッターでつぶやく程度のこと。 でも、僕の中で望んだ死ではけしてないわけだし、悲しくあった。もう二度と続編は無いのだと。 誰かが…
疲れちゃったよ。なんかね解消のないストレス。 この生活はいつまで続くのか。それが終わるのは母の死。身内のしかも母親の死を願う気持ちは良くない。そのスパイラル。 最悪だ。 父は母を家で介護させたいと言う。母はショートステイを気に入り、家に帰りた…
自分ではどうしようも出来ないことがある。主に家族のこと。 やるせない気持ち。不安。力及ばず。そして、親とはいえ他人であり、どうにも出来ないことがある。それらを知ること。 誰もがこうした事を何かしら抱えているのかもしれない。 誰かに話して解決す…
母が死んだ報告を考えたりしている。もちろんまだ生きてる。でも、どう伝えるのだろう?と考えることがある。 母は何度かの足の骨折をしてから歩行が難しくなっていました。最後の頃は痴呆の症状を見せました。この時ばかりは現実から目を背けたいと、目の前…
よくもここまで書くことが出てくるなと、自分でも関心したり。それだけ日々考えては浮かぶ事柄があるということなんだね。 仕事をしていない瞬間は常に母の介護問題が頭の隙間を埋めていく。もう、これは何か母の呪いなのだろうかとさえ思う。 悪友は僕を見…
Embed from Getty Images もうボケを通り過ぎた。狂ってる。布団の中にゴミがあると騒ぎ出す。「どこにあるの?一緒に探そう」と声を掛けてみると「あれ?ここにあったのに?」とその繰り返し。 週に一度の実家帰宅ならその相手も優しく出来るけれど、付きっ…
実家近くで仕事があるので、週一で顔を出してる。 そこの仕事を終えて家に帰るのは22時頃。両親は既に寝ている時間。食事は外で済ませる方が楽なんだけど、親父の作った飯を食べることにしてる。 温めた夕飯を2階の部屋へ持って行き食べる。実家に自分の部…
直接的じゃない。間接的なストレス。 介護を行う本人が抱えるストレスはまた違った種類だと思う。今ボク自身が抱えているのは、間接的なストレス。身内に「介護」が必要だという現実を受け入れる上で、なかなか落とし所が無いままに、漠然とした不安と鬱陶し…
Embed from Getty Images 「早くクタバレ」と願う自分が居る中で、ふと「この後父はどうなるのだろう?」という不安。 会社を退職した父は、ほぼ一日の全てを母の介護で費やしている。買い物や腰痛の治療などのタイミングで抜ける以外は、家にいる時間。 最…
Embed from Getty Images 前のエントリー「暗い空想遊びと過去の出来事」に書いたけど、母親から受けた行為の意味が理解出来るころから不信感しかない。その当時は「躾」の一貫と思っていたことが「死」を招く一歩手前だったということ。 あそこで自分自身が…
Embed from Getty Images ふと思い浮かぶ友達で、「あいつが介護するなら」という想像遊びをしている。 大概はみな良い介護をしそう。そういう想像する時は、そいつの良い面を見つつ考えがちだからそうなるのだろう。 実際には分からんけどね。僕みたいにあ…
Embed from Getty Images 自宅介護のメリットはなんだろう?かかる費用を考えても、ざっと聞けばそれほど変わらない。しいて言えば、看護する側の家族の交通費の節約だろうか。 現在週に2度のリハビリと、同じく2度のデイサービスの利用。デイサービスは通…
Embed from Getty Images いよいよ実家に帰るのが嫌になってきた。 治る見込みが無い病人というより、治ろうとしない厄介人がいる。そして周り全てに迷惑掛けているとしか思えなくなってきたら、顔出すのが億劫になってきた。 もはや怒りしかないから、それ…
ウチの親父は幸せだったのだろうか?お見合い結婚だったと聞くけど、詳しくはあまり知らない。姉と僕との共通だった記憶は「スーツで仕事しない世界は知らない。がっかりしたわ」という母の愚痴だった。最悪だよ。「嫌なら離婚すればよかったのに」とは姉の…
Embed from Getty Images NHKで「団塊世代の介護問題」みたいな番組を見たことを思い出した。twitterを見ていて「団塊世代が介護必要になってる事実には触れないのか?」みたいなツイートを見て、同じことを思ったと思いだしたから。 とはいえ僕は途中から見…